
飲食店
ルーチェ百掌
福島県いわき市遠野町深山田字折部前78-10
0246-89-4578
世界に一つの薪窯で焼く自家製ナポリピッツァ
緑豊かな遠野町から発信するイタリアの食と技
このお店について
薪窯で焼き上げるナポリピッツァをはじめ、手打ちの生パスタ、コース料理、自家製ドルチェなどが楽しめるイタリアンレストラン。オーナーシェフの小野悠さんが生地から手がけるナポリピッツァは、こだわりが詰まった唯一無二の一枚。ピッツァ「ロマーナ」やパスタなどには、地元・遠野町の「ウインド・ファーム」が育てる「いわき芽子にんにく」を使用しています。
【Instagram】
https://www.instagram.com/pizzeria_luce_hyakusho/
【HP】
https://pizzeria-luce-hyakusho.foodre.jp
お店情報
| 店舗名 |
ルーチェ百掌 |
|---|---|
| 住所 |
福島県いわき市遠野町深山田字折部前78-10 Google map |
| 電話番号 |
0246-89-4578 |
| 営業時間 |
ランチ:11:00〜14:30(L.O.14:00) |
| 定休日 |
水曜日、不定休 |
| 補足情報 |
店舗情報は取材時(2026年9月)のものです。 |
情報提供当時と現在の情報が異なる場合がございます。ご了承ください。
写真
遠野町の「ウインド・ファーム」から仕入れる「いわき芽子にんにく」を使ったロマーナ。にんにくとアンチョビの風味が効いたトマトソースのピッツァです。ルーチェ百掌のピッツァは、ナポリピッツァの新しいスタイル、「コンテンポラーネア」。縁が高くふくらんで盛り上がった形と、軽い食感から、別名「雲のピッツァ」と呼ばれています。
生地は小麦粉に水、塩、イーストを加え、約5度の温度で48時間ほど寝かせる低温長時間発酵。水分量を多くし、イーストを少なくしてゆっくり熟成させることで、生地の甘みが増し、耳の部分もやわらかく、おいしく食べられるのが特徴です。季節はもちろん、その日の気温や湿度によって、水分量や小麦粉のブレンドを微妙に調整しています。
甘みが強く、ほどよい酸味を残すイタリア産のトマト、サンマルツァーノを使ったトマトソース。トマトの甘みを引き出すため、味付けは塩のみでシンプルにつくります。
ピッツァに乗せる具材一つ一つにも、小野さんのこだわりがあります。バジルは香りや葉の厚み、やわらかさを重視して選んだもので、静岡県の農家から直接仕入れています。厳選したイタリア産のモッツァレラチーズは、焼いたあとの伸びの良さや、ミルキーな味わいが気に入っているそうです。
「いわき芽子にんにく」は、味はしっかりありながら、においや辛みが少ないのが特徴です。「イタリア料理はにんにくを使うことが多いので、地元でおいしいにんにくをつくっているウインド・ファームさんと出会えたのはうれしかったですね」と小野さん。「いわき芽子にんにく」は芽や根もまるごと食べられるため、天ぷらにしてもおいしいそうです。お店では、スライスしてオリーブオイルに漬けたものをピッツァのトッピングに使用しています。
薪窯は、ピザ窯職人を愛知県から招き、そのお弟子さんと、小野さんも加わって一緒に作り上げました。レンガや炉床は耐熱性・保温性が高いイタリアの材料を使い、窯の表面を覆うタイルは、店名のルーチェが意味する光をイメージしたイタリアンタイルを使用。窯が完成したときは、「いよいよこれから始まる」という思いになり、胸がわくわくしたそうです。
生地の食感と風味、トマトソースとチーズの味をダイレクトに楽しめるマルゲリータ。そして、モッツアレラ、リコッタ、ゴルゴンゾーラ、グラナパダーノの4種のチーズが乗ったクアトロフォルマッジは、選ぶのに迷ったらまず食べてみたい2枚です。定番のメニューのほかに、季節の食材を使ったピッツァが月替わりで登場します。
500度近い高温で90秒程度、一気に焼き上げるピッツァは、もちもちとしながらも歯切れがよく、軽い食感であとを引くおいしさ。ピッツァはテイクアウトもできますが、店内で焼きたてを味わうのもおすすめです。
店舗は小野さんのご実家をリノベーション。建築家であるお父さん、お母さん、ご近所の石職人さんなどの協力がありました。以前、ご実家で使っていた長さ8メートルの一枚板をリメイクしたテーブルに、イタリアから取り寄せたチェア、太陽を思わせる照明。店内は華やかながら落ち着いた雰囲気。緑豊かな環境も魅力の一つとなっています。
銀座の老舗洋食店や、都内のイタリアンレストランで修業を積んだ小野さんは、いつか地元で自分の店を持ちたいと考えていたそうです。遠野町にお店を開くことで、ふるさとに恩返しをしたいという気持ちもありました。市街地から離れた遠野町での開店には心配の声もあったそうですが、2025年6月、窯の完成を機にピッツァのテイクアウトからスタート。同時進行で開店準備を進め、8月末にグランドオープンしました。今ではそのおいしさを求めて、市内外からお客さんが訪れる店になっています。
店名は、遠野町を明るく輝かせたいという願いをこめて、イタリア語で光を意味する「ルーチェ」と、手をかけて作物を育てる「百姓」と同じように、「掌(たなごころ)=手の心」をかけた料理を、との思いから名付けました。
小野さんは、年に数回開かれるピッツァの大会に出場し、その腕を磨いています。「全国からピッツァ職人が集まるので、とても刺激を受け、勉強になります」と小野さん。メヒカリを使った「マリナーラdiいわき」など、その都度、オリジナルのピッツァを出品。今後も参加を続けながら、順位を上げていきたいと考えているそうです。
「イタリア料理には、地産地消という考え方があります。いわきでもそれを実践していきたいです」と話す小野さんは、今後、野菜だけのピッツァや、薪窯で焼く野菜料理なども考えていきたいと話します。「いわき野菜は甘みがあってみずみずしいので、塩やオリーブオイルでシンプルに味わうのもいいですね」とのこと。そういう中で、店の看板メニューとなる「スペシャリティピッツァ」を生み出していきたいとの思いがあるそうです。その静かな語り口の中に、イタリア料理の“職人”としての熱い思いを感じました。
使っているいわき野菜
いわき野菜を使ったメニュー
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ロマーナ
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