生産者

この生産者について

いわき市で大正時代から約100年続く「草野農園」。三代目・草野富夫さんが守ってきた伝統と職人技を学び、将来の四代目を目指している小野和樹さん。現在は三代目のもとで梨づくりに取り組んでいます。前職の戦略コンサルタントとしての経験を生かし、「土壌医」の資格取得やデータ分析を取り入れた科学的アプローチで持続可能な農業を追求。樹齢100年を超える古木が実らせる看板品種の「新高」をはじめ、幸水、豊水、あきづきなど全7品種を栽培しています。一つひとつの果実に十分な栄養が行き渡るよう、実の数や枝の配置を工夫して育てる梨は、濃厚な甘みと深いコクが魅力。収穫した梨は、農園の直売所などで販売しています。1果1果に栄養を凝縮させた樹上完熟の梨を、直売所から、採れたての「最高の一玉」としてお届けしています。

Instagram/https://www.instagram.com/kusano_farm_iwaki_nashi/
公式HP/https://kusano-farm.jp

生産者情報

生産者

草野農園

住所

福島県いわき市平下平窪味噌農7-8

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電話番号

050-8894-4651

情報提供当時と現在の情報が異なる場合がございます。ご了承ください。

写真

「一口かじると、シャリッとした歯ごたえとともに、溢れんばかりの甘い果汁が広がる」
福島県いわき市平下平窪にある「草野農園」。大正時代(1920年頃)から続くこの農園では、一口食べれば誰もが驚くほど濃厚でみずみずしい梨が作られています。
そんな歴史ある農園で、三代目のもと梨づくりを学び、将来の四代目を目指す小野和樹さん。農園を引き継ごうとする理由と、その梨づくりへの思いを紹介します。

草野農園は口コミで評判が広がり、全国からも注文が寄せられる農園として親しまれてきました。しかし、三代目の高齢化に伴い、一時期は園地の縮小を余儀なくされていました。

そんな農園のバトンを受け取ったのが、四代目の小野和樹さんです。
小野さんの前職は、「戦略コンサルタント」。異色の経歴を持つ小野さんですが、以前から「地元・いわきに戻り、農業で起業したい」という思いを抱いていました。

転機となったのは、いわき市の就農相談会での三代目・草野富夫さんとの出会いです。
実際に農園の梨を口にした時、そのあまりの美味しさに衝撃を受けたと言います。
「こんなに素晴らしい梨と農園を絶やすのは勿体ない」。そして何より、三代目の温かいお人柄と情熱に惹かれ、「この人のようになりたい」と強く思ったそうです。
こうして小野さんは将来の事業承継を決意。三代目のもとで梨づくりを学び、四代目を目指しています。

草野農園の梨づくりの基本は、「1果1果に甘みと栄養を凝縮させる」こと。
「できるだけ大きな梨を作りたいんです。大きいと甘味に加えて味わいにも深みがあるんですよ」と小野さん。
あえて園地を目の届く約4反(約4,000平方メートル)と小規模にとどめ、一枝に実る果実の数を極限まで絞り込んでいます。

さらに、三代目直伝の「光合成量を最大化させる枝の配置(樹形管理)」という職人技で、果実の甘みを極限まで高めています。

この伝統の技に、小野さんならではの新しいアプローチが加わりました。
小野さんは自ら「土壌医」の資格を取得。定期的な土壌診断を行い、科学的データに基づいた土づくりを実施しています。
さらに、枝の数や果実の数、収穫量、糖度のデータを蓄積し、それぞれの関係を分析しながら、品質向上を追求しています。
三代目から受け継いだ職人の経験と感性に、前職で培った論理的・科学的な視点を組み合わせること。それが草野農園の新たな強みです。

草野農園で栽培されている全7品種の中で、小野さんが一番にお勧めするのが「新高(にいたか)」です。
一般的な梨の樹の寿命は30〜40年と言われていますが、草野農園には大正時代に植えられた「樹齢100年を超える新高の古木」が今も元気に実をつけています。

太い幹と深く張った根を持つこの古木は、地中深のミネラルと栄養をたっぷりと吸い上げます。
通常の「新高」は果肉が硬めですが、この古木から採れる新高は果肉が驚くほどなめらか。
ずっしりとした大玉の中に、糖度15度にもなるという甘さに加え、「深いコクと濃厚な旨味」がぎゅっと詰まっています。

朝採れたての一番美味しい瞬間を「直売所」で。
草野農園の梨は、いわき市平下平窪にある直売所で直接購入することができます。
8月中旬~下旬にかけては「幸水」、9月上旬~中旬は「豊水」、9月中旬~下旬は「涼水」、
9月下旬~10月上旬は「あきづき」、10月上旬~中旬は「新高」、10月下旬~11月中旬は「豊月」「王秋」が並びます。
※各品種の販売時期は変更になる場合有
【直売所情報】
住所:福島県いわき市平下平窪味噌農7-8
営業期間:梨の収穫時期(例年8月下旬〜11月頃)
営業日はInstagramでご確認ください(https://www.instagram.com/kusano_farm_iwaki_nashi/)

梨は追熟しない果実のため、木の上でギリギリまで完熟させることが美味しさの鍵。
直売所だからこそ、「朝採れたての樹上完熟梨」をすぐにお客様へ届けることができます。
水分を限界まで蓄えたもぎたての梨は、皮にハリがあり、シャリッとした食感とみずみずしさが格別です。

お客様から直接いただく「美味しかったよ!」の笑顔が、日々の梨づくりの大きな活力になっています。

「100年続いてきたこの農園を、これから先の100年も残していける『持続可能な農業の形』を作りたいんです」と小野さんは語ります。
前職での知見を活かし、小規模でも高い品質と収益性を両立できるモデルを模索しているそうです。
さらに、今後は新品種や効果検証を行える実験的な圃場の開設など、新たな試みにも意欲的です。
「僕自身が再現可能で持続可能な農業の仕組みをしっかりと実践し、発信していきたいと思っています。それを見て『自分も農業を仕事にしてみたい!』と思ってくれる次世代の仲間が増える、そんなきっかけになれたら本当に嬉しいですね」。

受け継がれ続けてきた100年の歴史と、次の世代へ梨づくりをつなごうとする小野さんの情熱。
こだわりが詰まった最高の一玉を、アナタも一度味わってみませんか?

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